【レポート】Alteryx × Snowflakeで『全員分析』の実現 #SnowdayJapan
こんにちは、スズです。
2023年2月14日(火)にSNOWDAY JAPANが開催されました。
本記事では、アルテリックス・ジャパン合同会社 音喜多孝夫様のセッションAlteryx × Snowflakeで『全員分析』の実現のレポートをお届けします。
セッション情報
AlteryxのAnalytic Process Automation(APA)プラットフォームは、データ分析のビジネスプロセス全体を自動化し、より迅速かつ効率的にビジネス成果をもたらします。 ビジネスパーソンの誰もが、Snowflakeで築き上げられたデータ基盤資産と、そこに集積されたデータ資産を余すところなく活用することで、DXの推進を加速させることができるものと考えます。 本セッションでは、AlteryxとSnowflakeの融合による「全員分析」の世界観を、デモなどを交えながらご紹介します。
スピーカー紹介
音喜多 孝夫 様
アルテリックス・ジャパン合同会社 パートナーセールスエンジニア
アジェンダ
- 『全員分析』?
- Alteryx?
- Alteryx × Snowflake?
『全員分析』?
- 個人個人のレベルではなく、チームとして、部門として、企業として、データの活用できてますか?
- アメリカの調査会社が作成したアメリカの数千社の企業の分析に対する成熟度をアセスメントした結果のサマリ
- 5段階の内、全体の平均が2.2
- 局所的な分析の活用に留まる企業が多い
- 92%の企業がビッグデータやAIに投資している一方、19%の企業だけだデータドリブンな組織に移行できている
- 企業や組織における分析の理想と現実にギャップがある
- 多くの企業は様々な観点からアプローチをしている
- データサイエンティストのいるデータ分析の専任チームの立ち上げ
- データレイクやデータウェアハウスといったデータ分析基盤の構築
- にもかかわらず結果を導き出せていないのが、92%と19%というギャップとして表れている
- 多くの企業ではデータ分析の専門チームを作っている
- 限られた人数、リソースの中で、企業の中における様々な分析プロジェクトに従事している
- ビジネス部門においても、データ活用に対するニーズが高まっている
- 圧倒的に人数の多いビジネス部門のニーズを、小数のIT、データ分析チームで満たすことは難しい
- データの抽出や加工の作業に忙殺されていませんか?
- 生データの出力リクエスト
- ビジネス部門であれば、取得した生データと手持ちのワークシートをExcelで二次加工
- ビジネス部門でのデータの加工や集計は約9割がスプレッドシートを使用
- スプレッドシートは便利なツールではあるが、データ分析に使うには課題がある
- 知らない間に誰かが編集するなど
- データが多くなるとワークシートの動作が重くなる
- 作業を行う人材のスキルのばらつき
- 他の人が作ったマクロを実行するだけだとブラックボックス化する
- プロセスが見えておらず、同じような作業を複数の人が行っていることに気づかない可能性
- データの活用、分析には課題がある
- 理想的なデータドリブン組織とは?
- 全ての人が制限や制約を受けることなく、能動的にデータを加工、集計して利用することができること
- データ分析チームはビジネスユーザーからのニーズから解放される
- ビジネスユーザーも素早く自分でインサイトを得ることができる
- つまりは全員分析
Alteryx?
- AlteryxはANAKYTICX FOR ALLを掲げている
- 4つのキーワード
- Easy
- Eveything
- Everywhere
- Everyone
- 成功事例
- グローバル全体の社員にAlteryxの導入と教育を推進
- 従業員に対するスキル向上を獲得
- 650万時間の業務効率化
- Alteryx社のご紹介
- 1997年にアメリカで創業
- 業種や業態を問わず、様々なお客様にご利用いただいている
- 全員分析を加速させるためにうってつけ
- 分かりやすく直観的なユーザーインターフェース
- Python、SQLの知識がなくても利用できるノーコードのツール
- データの分析にかかるプロセスを一気通貫で実施できる
- 4年連続でGartner peer insights Customers' Choiceを受賞している
- Alteryxのタトゥーを入れるほどのAlteryxに惚れ込んでいるユーザーがいる
- サザエさん仕立てに3本のデモ
- 波平初めてのAlteryx
- 三河屋のデジタル改革
- アナゴさんの処世術
- 波平初めてのAlteryx
- Excelファイルからデータを取り込んで加工
- PDFで出力
- コメントを入れてワークフローの処理のメモを残すことも可能
- 三河屋のデジタル改革
- ELTのような形でSnowflake内でデータの加工処理を行う
- コードは不要、Snowflake側で自動的にSQLに変換されて処理される
- アナゴさんの処世術
- 全員が全員ワークフローを作るわけではなく、Alteryx Serverでワークフローを実行するだけのユーザーもいる
- 共有されたワークフローを実行してCSVファイルにダウンロードする
Alteryx × Snowflake?
- データの民主化を掲げているSnowflake
- ビジネスユーザーがデータセットの加工、分析、可視化をすることでデータを最大限生かすAlteryx
- 2つのソリューションの融合によって多種多様なデータを拘束にビジネス価値に変換
- 2つのソリューションを活用することで得られるベネフィット
- Alteryxはビジネスユーザーのデータ利用をエンドツーエンドで支援している
- Snowflakeが加わることで、データの民主化推進することができる
- AlteryxとSnowflakeの組み合わせは、全世界で700以上のお客様に活用されている
- 日本での事例
- 株式会社truestar様のPrepper Open Data BankでもAlteryx × Snowflakeが利用されている
※執筆者補足:参考リンク Prepper Open Data Bank
まとめ
- 高まるデータ分析ニーズに対応しきれない
- 問題を解決し、データを活用を高めていくために、全員分析が必要
- 全員分析を後押しするのがAlteryx
- Snowflakeとのコラボレーションにより、データ分析の民主化を実現
最後に
Alteryx × Snowflakeで『全員分析』の実現のレポートをお届けしました。
SNOWDAYのセッションは、オンデマンド配信で視聴することも可能です。配信期間は2023/03/01~2023/03/31となっています。イベント当日に予定があって視聴できなかった方、見たいセッションの時間が被っていて視聴できなかったという方は、オンデマンド配信を楽しみにお待ちください。